Saturday, April 7, 2012

リバプールの憂鬱を語る10の事実

カップ戦で出している結果で何とか示しがついているものの、リーグでは一向に調子が上向かず、チャンピオンズリーグ出場権は今季も夢と消えそうなリバプール。ダルグリッシュの進退に関しては大きな話は出ていないが、一体どうしてこうなっているのか。「ガーディガン」紙のマイク・アダムソン記者が10のポイントを指摘。


++++

1. もしプレミアリーグが元旦から始まっていたなら、リバプールは12試合で勝ち点8、順位表上は19位に位置していたことになる。下にはウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズがいるだけだ。

 トップ6
 マンチェスター・ユナイテッド(28)
 マンチェスター・シティ(26)
 ニューカッスル(23)
 サンダーランド(23)
 アーセナル(22)
 エヴァートン(22)

 ボトム6
 ウィガン(13)
 ストーク(12)
 QPR(11)
 アストン・ヴィラ(10)
 リバプール(8)
 ウォルヴズ(5)

2. リバプールは今季の目標としていたチャンピオンズリーグ出場権の4位から16ポイント差。むしろ彼らは降格圏に近く、18位のQPRとは14ポイント差である。

 トッテナム(58)
 リバプール(42)
 QPR(28)

3. リバプールは、リーグ戦ここ7試合で6敗している。ここまでの不調は1953-54シーズン以来で、この時は降格している。

4. 1953-54シーズンは1試合当たりの勝ち点(当時の勝利=2ポイントを現行化)でも今シーズン並みに低かった。今季ここまでの1試合当たりの勝ち点は1.35、31試合で42ポイントである。

5. リバプールの1試合当たりのゴール数は1.16、31試合で36ゴールであり、グレアム・スーネスが率いた1991-92シーズン以来の得点率の低さとなっている。

6. これまでリバプールは勝ち点、ゴール数の両方がここまで低いシーズンを送っていない。最も近いのは1923-24シーズンで、この時は42試合で41ポイント(0.98)、49ゴール(1.17)だった。

7. 今季のホームの結果は極めて悪く、15試合で僅か5勝、33%の勝率となっている。これについても降格した1953-54シーズンまで遡る必要があり、21試合で7勝しかできなかった。

8. リバプールの得失点差は+3、ここまで低いのは-6に終わった1964-65シーズン以来。

9. リーグ戦でのチーム得点王は26試合で7ゴールのルイス・スアレス。プレミア化以降、リーグ戦で2ケタ得点の選手がいなかったのは2004-05シーズンのみ、この時はミラン・バロシュの9ゴールが最高だった。

10. 2004-05シーズンはプレミア化以降唯一エヴァートンよりも下の順位でシーズンを終えている。現在エヴァートンはリバプールと1ポイント差の7位である。

++++

そういう主旨の記事だから仕方ないけど、これだとリバプールは夢もチボーも持てないな…。

No comments:

Post a Comment