カップ戦で出している結果で何とか示しがついているものの、リーグでは一向に調子が上向かず、チャンピオンズリーグ出場権は今季も夢と消えそうなリバプール。ダルグリッシュの進退に関しては大きな話は出ていないが、一体どうしてこうなっているのか。「ガーディガン」紙のマイク・アダムソン記者が10のポイントを指摘。
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1. もしプレミアリーグが元旦から始まっていたなら、リバプールは12試合で勝ち点8、順位表上は19位に位置していたことになる。下にはウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズがいるだけだ。
トップ6
マンチェスター・ユナイテッド(28)
マンチェスター・シティ(26)
ニューカッスル(23)
サンダーランド(23)
アーセナル(22)
エヴァートン(22)
ボトム6
ウィガン(13)
ストーク(12)
QPR(11)
アストン・ヴィラ(10)
リバプール(8)
ウォルヴズ(5)
2. リバプールは今季の目標としていたチャンピオンズリーグ出場権の4位から16ポイント差。むしろ彼らは降格圏に近く、18位のQPRとは14ポイント差である。
トッテナム(58)
リバプール(42)
QPR(28)
3. リバプールは、リーグ戦ここ7試合で6敗している。ここまでの不調は1953-54シーズン以来で、この時は降格している。
4. 1953-54シーズンは1試合当たりの勝ち点(当時の勝利=2ポイントを現行化)でも今シーズン並みに低かった。今季ここまでの1試合当たりの勝ち点は1.35、31試合で42ポイントである。
5. リバプールの1試合当たりのゴール数は1.16、31試合で36ゴールであり、グレアム・スーネスが率いた1991-92シーズン以来の得点率の低さとなっている。
6. これまでリバプールは勝ち点、ゴール数の両方がここまで低いシーズンを送っていない。最も近いのは1923-24シーズンで、この時は42試合で41ポイント(0.98)、49ゴール(1.17)だった。
7. 今季のホームの結果は極めて悪く、15試合で僅か5勝、33%の勝率となっている。これについても降格した1953-54シーズンまで遡る必要があり、21試合で7勝しかできなかった。
8. リバプールの得失点差は+3、ここまで低いのは-6に終わった1964-65シーズン以来。
9. リーグ戦でのチーム得点王は26試合で7ゴールのルイス・スアレス。プレミア化以降、リーグ戦で2ケタ得点の選手がいなかったのは2004-05シーズンのみ、この時はミラン・バロシュの9ゴールが最高だった。
10. 2004-05シーズンはプレミア化以降唯一エヴァートンよりも下の順位でシーズンを終えている。現在エヴァートンはリバプールと1ポイント差の7位である。
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そういう主旨の記事だから仕方ないけど、これだとリバプールは夢もチボーも持てないな…。
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