Thursday, December 27, 2012

「ファーギー・タイム」は実在するのか?

マンチェスター・ユナイテッドの劇的な展開に一役買っているとも言われるのは、「ファーギー・タイム」と呼ばれるロスタイム。ユナイテッドに有利になるように、アレックス・ファーガソンがレフェリーたちに圧力をかける結果、時間が変化するとまで揶揄される時間帯なのだが、それを統計的に分析したのが今回のBBCの記事。BBCの「フットボール」のコーナーでなく、一般のコーナーで取り上げられてる、ってのも興味深い(実際は「BBCマガジン」という雑誌の記事)。



++(以下、要約)++

フットボール・ファンであれば、「ファーギー・タイム」 -サー・アレックス・ファーガソンのチーム、マンチェスター・ユナイテッドがリードされている時に追加されるロスタイム- なるアイディアがあることはご存じだろう。
しかし、それは実在するのだろうか?

フットボールの試合の終盤というのは、非常に緊迫するものだ。試合が同点であれば、両チームとも勝利を求めて必死だし、一方が1点リードされているなら、何とか引き分けに持ち込もうとしているだろう。とにかく必死になる時間なのだ。

中には(大半がマン・ユナイテッドのファンではないと考えるのがフェアだろう)、サー・アレックスファーガソンのチーム他よりも長いロスタイムを得ていて、それが重要な終盤のゴールにつながっていると責める者もいて、それがいつしか「ファーギー・タイム」と呼ばれるようになった。

仮にそれが存在するなら、それはレフェリーが自分の仕事を適切にしていない、ということになる。標準の90分が終わった後にどれだけの時間を追加すべきかの判断は、彼らの責任だからだ。

一般的には、レフェリーたちはゴールと選手交代ごとに30秒、そして選手の負傷時に一定時間を足していくと言われている。


(左がリード時、右がビハインド時の試合時間)

しかし実際は、世界のフットボールを管轄するFIFAでも時間をどのように足していくべきかについて明確に規定してはいない。レフェリーたちが自分自身で解決することになっているのだ。

かつてプレミアリーグでレフェリーを務めていたグラハム・ポール氏は、実際に試合を裁いている時は、ファーギー・タイムのことなど考えないという。

「そんなものは、マンチェスター・ユナイテッドの成功を羨ましく考えるチームたちの迷信だとしか思わない」

しかし、一歩引いて考えてみると、そこに何かがあるかもしれないと思う、とも彼は言う。

「くだらない話と一蹴してしまうのは簡単だ。しかし、心理的にどんなことが起こり得るかを考えてみれば、オールド・トラフォードやエミレーツ、スタンフォード・ブリッジに自分がいれば、無意識のうちであれ、かかってくる重圧が何らかの形で影響するはずだ」

ファーギー・タイムのコンセプトの始まりは、プレミアリーグ初年度の1992-93シーズンにさかのぼる、とオプタ(Opta)・スポーツでデータ収集を行うダンカン・アレクサンダー氏は言う。

それはマン・ユナイテッドとシェフィールド・ウェンズデイの試合で、90分を過ぎてスコアは依然1-1だった。7分のロスタイムが与えられ、スティーブ・ブルースが得点、26年ぶりのリーグタイトルへと突き進んでいくこととなった。

「その時以来、ユナイテッドの試合で少々長いロスタイムが与えられると人々の頭には 『またユナイテッドにファーギー・タイムだ』という考えが浮かぶようになっていった」

何らかの因果があるかを検証するために、彼は毎試合の後半のロスタイムの平均値(勝っている時と負けている時のロスタイムの差)を計測してみることにした。結局のところ、問題にされるのは後半のロスタイムだからだ。

「今シーズンで言えば、ユナイテッドが一番長いね」彼は言う。

したがって。ファーギー・タイムは実在するのだ。しかし、それは今季に限ったことだ。昨季はマン・ユナイテッドは後半のロスタイムが最も短かった。

「プレミアリーグ20年の歴史で見てみれば、そこに一貫性は無い。ユナイテッドが毎シーズン一番長い、というわけではないんだ」


(全ゴール数に占めるロスタイムのゴールの比率)

しかし、最も重要な数値は、マン・ユナイテッドが同点、もしくはリードされている時にどれだけのロスタイムをもらっているかということだ。Optaが過去3シーズンのデータを参照し、他の上位5チーム(マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、トッテナム・ホットスパー、リバプール)との比較を行った。

マン・ユナイテッドがリードを許している時には、彼らは平均して4分37秒のロスタイムを得ており、これがリードしている展開だと3分18秒になる、とアレクサンダー氏は語る。

「したがって、リードされているとより長いロスタイムをもらっている言えるね。ただ、他のチームについても、チェルシーを除くといわゆる上位クラブは皆リードされている時には、平均してより長いロスタイムをもらっている。守っている側のチームが上位相手の大きな勝利のために時間の浪費をしているのであれ、レフェリーがマン・ユナイテッドが負けているという事実に影響されているのであれ、その理由はデータからは分からないがね」

もうひとつのデータ分析企業であるディシジョン・テクノロジーのガブリエラ・レブレヒト氏は、過去3シーズンについて、ロスタイムが加算された理由についてより深い分析を行った。

選手交代やイエローカード、レッドカードの提示、ゴール等によってロスタイムが加算された後にも、「レフェリーのよって影響された時間」がいくらかまだある、と彼女は言う。

彼女の計算によると、ホームのチームが勝っているとその時間は46秒。そして、「より強いチームがホームでリードされていると、そのチームがアウェーでリードされている時よりも多くの時間を得る」と言うのだ。

レブレヒト氏は、チームが「強い」かどうかをチームの攻撃および守備のパフォーマンスから算出している。今シーズンで言えば、マン・シティが最も強く、僅差でマン・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、そしてエヴァートンが追っている。

つまりファーギー・タイムは、特にこうした「強い」チームのひとつがホームでプレーしている時には確かに存在する、ということになり、これはチェルシーにも当てはまる。

「そうしたチームもアウェーでプレーしている時にはあまりそうした傾向はみられない。フットボール統計学の世界では、これをホームアドバンテージという考えがある。誰もその原因がどこにあるのかは理解してはいない。我々は統計上それが重要だとは認識しているが、理由については明確ではないのだ。ホームアドバンテージの要素のひとつかもしれない、ということだ」

一点彼女が言及したのは、選手交代がロスタイム中に行われると、通常の時間内に比べて多くのロスタイムが加算されている、ということだ。「レフェリーたちは、十分な時間を加算しなければ、(ホームの)ファンの怒りを買うと感じるのだろう」と語る。

グラハム・ホールは、それは自分の経験からも裏付けできるという。

「プレッシャーを感じるときには、それが反撃しようとしているチームなのであれば明確に分かる。レフェリーとしてピッチに立っていればね。そこで試合を見ていて、『選手交代がいくつかあったな。ゴールも決まったし、時間つぶしもあった。ケガもあった・・・、3分か4分くらいかな』と考えて、『5分』と言っている自分に気が付くのさ」

「そのことには、こうしてじっくり分析してみた時に、『あれ、この余分な時間はどっから来たんだ?』と考えるわけだが、それこそさっき言った無意識が働いている場面だ。しっかりとしたレフェリーであればそれを実際に認識できて、自分でその罠に陥らないようにすることができる」

ファーギー・タイムがマン・ユナイテッドにだけ適用されている、とする統計的な裏付けは無い。しかし、同時に統計はよりビッグなクラブたちへのバイアスがあることも示している。

もしかすると、我々はこれを「マンチーニ・タイム」だとか「ヴェンゲル・タイム」呼ぶべきなのかもしれない。それとも「ベニテス・タイム」(もしくは、あなたがこれを読んでいる時のチェルシーの監督の名前)?

++++

・・・といういかにもイギリスらしい記事。もっと細かいデータが知りたい方は、こちらからどうぞ。このBBCの記事にはExcelシートまであったり。

この記事にある「ホームかどうか」の条件には当てはまらないけど、ユナイテッドがバイエルンに勝ったCL決勝は、ビハインドで突入したロスタイムに2点入れて(シェリンガムとソルシャール)逆転しちゃったよね。

Saturday, December 8, 2012

マンチェスター・ダービーの戦術プレビュー

共にいまひとつ不安定さの抜けない中で迎える、今季最初のマンチェスター・ダービー。日曜のこの頂上決戦を戦術的な切り口からプレビューしているのがマイケル・コックス氏。今回は「ガーディアン」紙への寄稿記事だけど、普段は「Zonal Marking("ゾーンマーク"の意味)」という戦術分析サイトをやっていて、数多くの試合を分析している。彼が今回指摘するキープレーヤーは、シティのヤヤ・トゥーレ。ユナイテッド側で彼を止めに行くのは誰なのか?


++(以下、要訳)++

2011年のFAカップ準決勝で彼がゴールを決めてからというもの、サー・アレックス・ファーガソンは、屈強なヤヤ・トゥーレに手を焼いてきている。

マンチェスター・シティはここのところのダービーでは素晴らしい結果を残してきている。昨季のオールド・トラフォードでの6-1での勝利には誰もが驚いたし、エティハドの1-0の勝利は、その後のシーズン残り2節を有利に進めさせることになった。それでも、2011年のFAカップ準決勝でのシティの勝利がロベルト・マンチーニにとってはサー・アレックス・ファーガソン相手の最初の重要な勝利だと言え、この試合こそが、後の成功のきっかけとなったのだ。

昔ながらの太陽の眩しい午後のウェンブリー、シティでカギを握っていた選手は中盤前目の位置からエネルギッシュに前に飛び出していたヤヤ・トゥーレだった。彼の決勝ゴールは、両チームの対照的なアプローチを浮き彫りにした。ヤヤ・トゥーレは、マイケル・キャリックからポール・スコールズへの横パスをインターセプトすると、一気にボールを持ち上がってユナイテッドの守備を破ってゴールを決めた。ユナイテッドは落ち着いた、我慢強い中盤の組み立てについては集中力を保っていたが、ヤヤ・トゥーレが見せたのは、ユナイテッドが抗するのに苦しむ、生々しいまでのフィジカルの強さだった。

昨季のヤヤ・トゥーレは中盤深目の位置でプレーしており、6-1の試合でも目立ってはいなかったが、それでもエティハドでの試合の時にはパク・チソンを中盤真ん中で3か月ぶりに先発させて彼を消しに行っていた。 パク・チソンは2010年のACミラン戦でアンドレア・ピルロを完璧に抑えてみせたが、ピルロは眩いばかりのクリエイティブさは持ちつつも、脆さもある選手だ。その点、ヤヤ・トゥーレには相手を圧倒するパワーがあり、実際パク・チソンは何度となく倒されていた。ヴァンサン・コンパニが決勝ゴールを決める頃には、ヤヤ・トゥーレはシティの他のどの選手よりもパスを成功させていた。これは、彼のコンスタントな影響力を示すものであるし、彼が前へ前へと出ていくことでパク・チソンは深く下がることを余儀なくされ、結果的にウェイン・ルーニーは前線で孤立していた。この試合がパク・チソンのマンチェスター・ユナイテッドでの最後の試合となった。

日曜のダービーでもヤヤ・トゥーレは深めの位置を取るだろう。他のギャレス・バリーにジャック・ロドウェル、ハヴィ・ガルシアというオプションが、まだそこまで確信を持てるものではないからだ。おそらくファーガソンもヤヤ・トゥーレを止めに来るだろうし、その役割はルーニーしかいない。ここのところ中盤での役割を担うことが多いし、積極的なタックルも模範となる規律も持ち合わせている。

それでも、ルーニーは過去に大舞台で守備的な役割を求められた時には、頼りない側面も見せてきている。2011年のチャンピオンズリーグ決勝のバルセロナ戦を例に挙げると、彼は素晴らしい同点弾を決めはしたが、長い時間続いた「チキ・タカ」の中で、セルヒオ・ブスケツを抑えることはできなかった。今年の夏のユーロ2012準々決勝でも、イングランド陣内に効果的なボールを送り続けるピルロを全く止めに行けず、ロイ・ホジソンやチームメイトが「もっとキツく寄せろ」と絶叫していた。

これらのシーンは、守備の仕事を完璧にこなした先週のレディング戦の彼のプレーと比べると驚きですらある。 大舞台になると、2年前のダービーでの輝かしいオーバーヘッドのように攻撃面で試合にインパクトを与えようという気持ちが強くなるのだろう。しかし、この日曜日、ファーガソンはルーニーに確固たる規律を求めるはずだ。

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ちなみに、その2011年4月のFAカップ準決勝の時の戦術レポートに興味のある方はこちらからどうぞ。毎週末2、3試合分をこのボリュームで出してるんだから大したもの。

Saturday, December 1, 2012

ヨルとの再会でクレイヴン・コテージで輝くベルバトフ

フィオレンティーナやユヴェントスの名前も挙がりながら、最後の土壇場で急転フラムに移籍が決まったディミタール・ベルバトフ。家族の生活環境のこともあったというが、フラム選択の背景にはスパーズ時代に師事したマルティン・ヨルの存在も影響したと思われる。この写真からも伝わってくる、そんな師弟関係の温かさも感じる、「テレグラフ」紙のジェイソン・バート記者による記事。


++(以下、要約)++

金曜の朝のフラムの練習場、モッツパー・パークではディミタール・ベルバトフが、監督のマルティン・ヨルにその前の週、3-3のドローに終わったアーセナル戦でのPKを再現して見せていた。またペナルティ・スポットに駆け出すと、ちょっとした躊躇いを挟んで、ボールはゴールネットに吸い込まれて行った。

ヨルは「アイツは俺にあのPKがまぐれじゃなかったことを見せたかったんだ。俺は、『頼むよ。次はキーパーが動くのを待ってないで普通に蹴ってくれ』って言ったよ」と説明してくれた。

「でもアイツがあれをやったのは、俺が『イングランドにはキーパーが飛ぶまで待って蹴れる奴はいねーな』って言ったからなんだ。で、それをやったんだよ。でも、アイツはそれを6万人の前でやったんだからな。全然違うレベルの話だし、アイツは本当に『違う』んだよ」

そうしてエミレーツ・スタジアムで平然とゴールを決めると、ベルバトフはフラムのベンチへと駆けて行った。


「タッチラインの俺の所までわざわざ来たのは、俺に『できただろ』っていうためだったんだ。エンターテイナーになるのが好きなタイプじゃないと思うが、アイツらしいスタイルでそうしてくれたし、ああいう一面は是非残しておいて欲しいんだよな」

ベルバトフは31歳になっても神秘的な存在で、彼への意見も分かれがちだ。マンチェスター・ユナイテッドへは、現在でもクラブ記録の3,075万ポンドで2008年にトッテナム・ホットスパーから加入した。もちろん、トッテナムで彼を獲得したのはヨルだ。 ベルバトフはユナイテッドでも無頓着な雰囲気と一匹狼的な本能、一心不乱で偏向した考え方から、一部には"Berbagod"(神)であり、他には"Berbaflop"(ハズレ) だった。

しかし、この点でヨルは明確だった。「ピッチでのアイツが不機嫌で100%を発揮していないと言う輩もいるが、気持ちの中ではすべてをチームに捧げていて、それを周りも受け入れるべきなんだ。俺はそうしてるし、アイツは素晴らしいフットボーラーだ」

8月31日の移籍市場締切日に僅か500万ポンドでベルバトフがユナイテッドからやってきたことは、ヨルにクラブの歴史の中でも最も重大と讃えられ、「俺がいたからこそクレイヴン・コテージにやってきたんだ」というヨルの話のネタにもなっている。

ヨルはまた、彼が昨年の12月以来どれだけ熱心にベルバトフを口説き、どのようにしてユヴェントスやフィオレンティーナとの競争に勝ったのかを語った。

「最初は無理だろうと思ってたんだが、話してみてからは『イケるかも』って思ったよ。アイツが空港にいる時に代理人(エミル・ダンチェフ)が電話してきてね。『彼に電話をしてくれ。イタリアに行く飛行機を待ってるところだから』って。それで電話してみたら、すぐに気持ちを変えて戻ってきたんだよ」

一体何が彼を説得したのか?

「多くを語る必要はなかったが、『まぁ、俺もいるしな』って言ったのは覚えてるよ。俺はフラムにいて、『ディアラ、シュウォーツァー、ペトリッチ、ダフ・・・、良い選手も揃ってる。俺もいるしな』って言って、『オマエもここに来りゃいいじゃねぇか』って続けたよ」

ベルバトフ口説き落としの過程は、フラムがオールド・トラフォードを訪れ、ベンチから登場したベルバトフがユナイテッドの5点目を決めた、昨年の12月に始まっていた。

「5-0になった試合にはガッカリしただろうし、もし俺がアイツの立場でもそれは同じだ。ウチが大したチームじゃないのは見ただろうし、『今は来ないだろうな』って思ったよ。で、数か月後、8月にまたウチはマン・ユナイテッドと試合をしたんだが、その時は3-2でウチも違うチームに見えたし、それで気持ちを変えたんだろう。唯一の問題は、同じ日にデンベレの移籍が決まっていたことだった」

ヨルによるフラムの印象的な再建と新たなモデルの導入は、過小評価されている。最もクリエイティブな選手だったデンベレとデンプシーを失いながら、ブライアン・ルイスとベルバトフを軸に、更にクリエイティブなチームを築き上げているのだ。

ヨルはこう語る。「いかに良いフットボーラーか、って話さ。ベルバトフやルイスみたいな選手を見れば、必ずしも最高の組み合わせじゃないと考えるかもしれないが、それが見た通りなことなんてまず無いんだよ」

それはおそらくベルバトフのことも的確に言い当てている描写だ。見た通りのままであることは、まずない。最初の6試合で5ゴールを決めてみせ、それらの試合ではフラムは無敗、ベルバトフは移籍市場での激変でヨルも懸念していたフラムのシーズンを見事に変えている。

「本当にマズいなと思ってたが、移籍市場の残り数日でウチは非常に上手くやった。アイツが来てくれて、みんな『素晴らしい補強だ』って言ってたし、俺も『そうだな。そりゃ本当だ』って思ったもんだよ。アイツもまずは自分の力を証明する必要があったけど、それはやってのけたし、今はウチもおそらく今まででも一番良いプレーをしている」

「アイツもハッピーで、笑ってるよ。奥さんも妊娠してて、もう子供も生まれるしね。また戻ってきたら、まだまだプレーも良くなるだろうしな」

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ベルバトフは大好きな選手で、ユナイテッド時代の末期にも記事をピックアップしていた(「品格と共にオールド・トラフォードを去るディミタール・ベルバトフ」)。

12月1日は、クレイヴン・コテージでスパーズ戦。スパーズ・ファンなもので、個人的にはこの対戦は楽しみ。ユナイテッドで不遇な頃も、ベルバトフには良いチームを見つけてまだまだ試合に出てほしいと思ってから嬉しいもんだし、それがヨルの下でなら尚更。